2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ビスマルク鉄血演説

9月30日 五月山公園思へばビスマルクの鉄血政策が 二つの世界大戦の種子だったような気がするの大砲と兵隊は最高の経済政策じやったが 富国強兵は戦争の規模を最小限に抑える道具でなくてはならぬ

ゾルゲ事件

9月29日 五月山公園ゾルゲと尾崎秀実は結局死刑になってしもおたな儂らの時代の細作や素破とは次元が違うの彼らが守りたいものは 彼らの外ではなく彼らの内にある実在しない空想の世界の為に 命懸けで諜報する心理は 儂には解せぬ嫁の喜ぶ顔の方が遥かに大切…

孔子生誕

9月28日 五月山公園君子もとより窮す自己否定と自己肯定を極めると 己の立てる位置はほぼ皆無となる その状態を常態としておる者は 突然の危機にも自若としていられるそれはそれですごいことだとは思ふのじゃが

高杉晋作生誕

9月27日 五月山公園高杉晋作はおばあちゃん子で とても我がままだったそうじゃ我がままに育ったらどうしよう なぞといふ母の心配は杞憂じゃ我がままでもよい 腕白でもよい面白く生きたい心と この世を愛する心さへあれば 誰もが必要とされる人物じゃ 高杉晋…

洞爺丸事故

9月26日 五月山公園商いで2番目に大切なことは 人様のお役に立つことじゃ商いで3番目に大切なことは 人様が快適であることじゃ商いで最も大切なことは 人様が安全であることじゃの

枯葉とゴミ

9月25日 五月山公園枯葉が増えてきたの枯葉は滋養物となりて 再び樹の成長に資する人間の出すゴミも この枯葉のようであるとよいの

おいしい

9月24日 五月山公園おいしい水 おいしいお茶 おいしい酒 おいしい魚 おいしい肉 おいしい野菜 おいしい音 おいしい色 おいしい形 おいしい眺め おいしいお話 おいしい声 おいしい男 おいしい女 おいしいこころ味覚さへ研いておれば 何はなくともこの世はおい…

足利尊氏征夷大将軍

9月23日 秋分 五月山公園足利尊氏が室町幕府を開いたの鎌倉幕府滅亡の後 建武の新政は続かず 世の中は後醍醐天皇ではなく 足利尊氏を選び 第二次軍事政権が誕生した。朝廷をとるか 武家をとるか 微妙な消去法ではあったが 流れは封建制へと向かっていたのじ…

繋と切

9月22日 五月山公園生きていてもっともうれしいのは こころがつながった時じゃ生きていてもっともかなしいのは こころが切れてしまった時じゃ

国際平和デー

9月21日 またまた台風五月山公園あと100年か200年も経てば 人類から戦争が無くなる国益と戦争が確実に無関係になりゆくからじゃじゃが平和が訪れるわけではない平和とは人類にとって漸近線のやうなものかもしれぬ

吉田松陰誕生の日

9月20日 五月山公園吉田松陰は”尊王攘夷”を何処迄信じていたのじゃろお変えることができぬのなら壊して造るしかない 壊す為のエネルギー収集装置が”尊王攘夷”である と考えたのじゃろおか壊す時には大勢の不幸が生まれる それが悲しい できれば少しづつ変え…

アイスマン発見さる

9月19日 五月山公園1991年アルプス山脈の氷河で 5300年前の男が 凍結して発見されたの殺人事件にはならぬが こいつぁ事件じゃ言葉はともかく 文字も無き時代から 人は戦っておったのじゃの 目的は「生存」それだけじゃろお 儂らは皆生き残り者 滅した種族達…

1598年9月18日豊臣秀吉没

9月18日 五月山公園後のことが心配で心配で 死ぬのがつらかったろうの思い残すことなく死ねる人生がある 心配で死ぬに死ねない人生もあるどうせいつかは死ぬのじゃから 前者でありたいものじゃがこればかりは めぐり合わせじゃのお

ルース・ベネディクト

9月17日 五月山公園大戦中に米国人が日本人を分析した「菊と刀」 面白かったのおいつのまにやらこの国もずいぶんと 米色に染まったのやも知れぬ独り立ちの時が近づいておる”日本”へ戻ろう その為にまず”日本”を思いだそお

コンドル

9月16日 五月山公園コンドルは逆風に向かってでないと飛びたてないそうじゃ じゃから風上から追い詰めていくと 素手でも捕まえることができるとなそういえば 五月山から見える大阪国際空港の飛行機も いつも逆風に向かって離陸しておる面白いのお

ダーウィン、ガラパゴス上陸

9月15日 五月山公園島毎に亀が違うことに気づいたのが 進化論の始まりじゃ銘々が銘々に必死に生きておったら 個性が生まれてくるのは当たり前じゃ生物も組織も変化し続けねばならぬ 変化が進化を生むのじゃから宮本武蔵いわく いつく手は死ぬる手なり変わる…

樹影

9月14日 五月山公園あ〜あ 木陰は気持ちよいのお儂も随分と年齢を重ねてきて 誰にも気持ちよい大きな影をつくれる でっかい樹のような大人でありたいものじゃ

この秋、行きたいところ、やりたいこと

9月13日 五月山公園今週のお題「この秋、行きたいところ、やりたいこと」この秋は 京に上り 高台院に参って おね殿に会いたいのお関ヶ原直前に秀秋と如何な話をしたか 聞いてみようかのお

マラトンの戦い

9月12日 五月山公園マラソンの語源となった名勝負じゃな高い位置から攻めること 狭撃は威力があること 歩兵は横から攻めること兵力に大きく劣っても 1つ1つよく考えて 有利な算を積んでいけば勝算無き戦いはない算多くが勝つ

旺文社創業者赤尾好夫氏

9月11日 五月山公園旺文社創業者赤尾好夫氏が亡くなられた日じゃ氏曰く 人間は忘れる動物だ 忘れる以上に覚えればよい と覚えること 考えること 思い出すこと 脳の鍛錬の三大要素じゃ脳を攻めることを 緩めてはならぬ脳の若さが 全身の若さの源泉じゃの

世界自殺防止の日

9月10日 五月山公園生命とは死に抵抗するあらゆる力の結集であるだとするならば 自殺とは一体なんじゃろおのはて反抗的な脳が体を壊すのか 宿主に従順な脳が壊れてしまふのかどちらもありうる前者は儂らの世界の切腹の類いじゃろおが 後者はただの不幸じゃ …

醜と共に

9月9日 五月山公園かつてゴキブリは不衛生な虫ではなかった ゴキブリがバイ菌を纏うようになったのは 人が集まって住むようになってからじゃかつて人の心に「人の不幸は蜜の味」なぞと感ずる処はなかった 心の中にシミができはじめたのは 人が集まって住むよ…

重み

9月8日 五月山公園肌寒い時の上着は重たくないが 暑い時の上着は重たいだけじゃ好きな人の重みは気持ちよいが 嫌いな人の重みは嫌なだけじゃ☆☆☆☆☆ 遊輪畿史 ☆☆☆ 瀬川神社 箕面市> 人は皆生まれてから死ぬまで 神の恵みの中に居る 本居宣長

積木

9月7日 五月山公園積木は人の世に似ておるのいつか崩れ落ちるものを 皆が必死に合力して積む しばしば永遠を信じて急ぎ積んだものは崩れやすい じっくり工夫して積んだものは崩れにくいが 何れにせよ永遠はない高造必崩の理から免れぬ積み上げた大きさに感涙…

お弁当の思い出

9月6日 五月山公園 晴れた今週のお題「お弁当の思い出」ある夏の日 お弁当を作って 海水浴にいったんじゃお昼になりお弁当を広げ 皆で囲んで食べ始めて しばらくすると 皆の間を大きな黒い影が シュブッ!と抜けていったような気がしたのつぎの瞬間おにぎり…

池田勇人首相の国民所得倍増計画発表

9月5日 五月山公園池田勇人首相の国民所得倍増計画は大成功じゃったの じゃが物価が据え置きといふわけもなく 貨幣価値はずいぶんと下がり 不動産や株に資産をシフトしなかった者は ずいぶん損をしたのおこの経験がバブルの温床になったのは否定できまい失わ…

台風

9月4日 五月山公園ようやく通り過ぎてくれたの 地震や津波も恐ろしいが台風も恐ろしいのお守る者も 戦う者も 関係なく 情け容赦なく 襲いかかるのお

休養

9月3日 五月山公園病人の安静でもあるまいに 休養とは快適な部屋で 無為に過ごすことではない休養とは脳と心と筋肉の 普段使っておらぬ処を 活動させることじゃさすれば 日々使用しておる処までが 乗数効果で活性化し 活力増大するのじゃ

汚叱

9月2日 五月山公園汚く叱っているのを たまに見掛けるの残念な上司に 不幸な親 楽しくない教師汚く叱らないと耳が傾かないのは 正しくない教えだからじゃ

体のウンチと心のウンチ

9月1日 台風の気配を醸しだす五月山公園体のウンチは 出したらほっとするのお じゃが他人のウンチをみるのは不快じゃなじゃから皆小さな頃から トイレに着くまで我慢して 他人の目に触れぬようウンチするのお心のウンチは 出すと自分はスッとするが 相手はカ…